【ＮＱＮ香港＝須永太一朗】２月28日の香港株式市場で、中国不動産の碧桂園控股が下げている。一時は前日比0.10香港ドル（13.88％）安の0.62香港ドルを付けた。同日の取引開始前、同社の債権者が香港の高等法院（高裁）に法的整理を申し立てたと発表した。嫌気する売りが出ている。 債権者は27日付で申し立てた。碧桂園が元本16億香港ドルのローンや利息を返済していないことを理由に挙げている。最初の審理は5月17日に開かれる予定だ。 碧桂園は法的整理の申し立てに断固反対し、法的権利を守るために必要なあらゆる措置を講じるとした。現在進めるオフショア債務の再編計画への実質的な影響はないとしている。
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