【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】3月1日の東京外国為替市場で円相場は反落し、1ドル=150円台で落ち着いた動きとなっている。円高方向への振れやすさが意識されていた2月末を通過し、日本と欧米などとの金利差に着目した取引の根強さを改めて示している。
2月は146円前後から一時は150円台後半まで4円超も円安が進んだ。そのため、米ドルを基準に運用比率を決めていく機関投資家の円資産は目減りした可能性が高い。市場ではロンドンの「中値決済」にあたる「ロンドンフィキシング」などで月末にかけ、円の配分比率を戻すための円買いが増えるとの警戒感があった。
しかもシカゴ通貨先物の統計などから...

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