【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】投機筋による円の売り持ち高が一段と積み上がっている。米通貨先物市場では投機筋による円の売り越し幅が6年3カ月ぶりの高水準となった。足元では日銀が3月にも金融政策の正常化に踏み切るとの観測が台頭しているが、マイナス金利の解除後も緩和的な金融環境自体は続くとの見方は不変で、低金利の円を借りて高金利通貨で運用する「円キャリー取引」の人気が根強い。
米商品先物取引委員会(CFTC)の2月27日時点のデータによると、ヘッジファンドなど投機筋(非商業部門)による対ドルでの円の売り越し幅は13万2705枚と、2017年11月中旬以来の大きさに膨らんだ。
日米...

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