【NQNニューヨーク=戸部実華】今週(3月11~15日)の米株式市場では2月の米消費者物価指数(CPI)が最大の焦点となる。インフレの鈍化ペースが想定よりも緩やかだと受け止められれば、米連邦準備理事会(FRB)による利下げの開始時期は後ろにずれるとの見方が広がりやすい。主要な米株価指数が最高値圏で推移するなか、これまで上昇が目立ってきた主力ハイテク株を中心に利益確定売りが加速しそうだ。 先週はNYダウ下落、S&P500は最高値更新 前週は米ダウ工業株30種平均が2週続けて下落し、週間では364ドル安となった。米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの見方や人工知能(AI)関連の業績期待...

会員限定記事
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー