来週(18~22日)の外国為替市場で、円相場は波乱含みの展開か。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で、マイナス金利政策の解除など大規模緩和策の正常化に踏み切るとの観測が強まっている。一方、市場では日銀による正常化の織り込みが進んでいるほか、米物価指標の上振れを受けて米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方も根強い。植田和男総裁をはじめ日銀が市場の想定外に(金融引き締めに積極的な)タカ派的姿勢を示さなければ、基調としては円安・ドル高方向に傾きやすい。
日経平均株価は下げ一服か。18~19日の日銀会合を通過すれば、様子見姿勢から売っていた投資家の買い戻しなどが輸出関連銘柄を中...
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