自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)、二階派(志帥会)を中心にパーティー券売り上げの還流問題が表面化して以降、岸田文雄首相は率先して率いてきた岸田派(宏池会)の解散を明言した。また、衆議院政治倫理審査会が公開・非公開を巡る与野党の攻防で開催のメドが立たなかった際には、自ら全面公開で出席する意向を示し、清和会、志帥会幹部に覚悟を迫ったと言える。
さらに3月17日の自民党大会において同首相は、このパーティー券問題の関係者約80人に関し厳しい処分を課すことを茂木敏充幹事長に指示したと明らかにした。
実はこの自民党による処分こそ、党内の政治力学にとっては最も難しい問題にほかならない。甘すぎれば...
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