【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】米連邦準備理事会(FRB)が次々回6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも政策金利を据え置くとの予想が増加している。4月5日発表の3月の米雇用統計が市場予想を上回る強さを示し、FRBによる利下げ開始時期は市場の想定より遅れるとの見方につながった。
米金利先物の値動きからFRBの政策金利を予想するシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の「フェドウオッチ」によると、6月のFOMC後の政策金利が現行水準と同じ5.25~5.50%となる確率が5日時点で46.8%へ上昇した。これは「6月も据え置き」予想だ。
6月のFOMC後の政策金利が5.00~5...

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