【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】金融市場で日銀の追加利上げに賭ける動きが再燃している。日銀の姿勢は想定していたよりも金融正常化に前向きな「タカ派」との受け止めが広がるなか、翌日物金利スワップ(OIS)市場では海外勢が秋ごろの追加利上げを見据えた取引を活発化させている。そうした雰囲気の変化が現物債市場に波及し、2~5年の中期債などの利回り上昇(価格は下落)圧力となっている。
■「CPI上方修正」報道で国債利回り上昇
10日の債券市場では前日の米長期金利の低下にもかかわらず、幅広い年限の国債利回りが上昇した。新発10年物国債利回りは一時0.795%と、3月15日につけた今年の最高...
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