【NQNシンガポール=秋山文人】シンガポールの通信最大手シンガポール・テレコム(シングテル)の株価がここ1カ月、大きく揺れ動いている。きっかけはオーストラリアの子会社、オプタスの売却観測だ。会社側は一貫して売却交渉を否定しているが、動向は当面、高い関心を集めそうだ。
■売上高の半分を占める豪子会社
シンガポール市場でシングテル株は3月ににわかに動意付き、月間を通じて上昇基調が続いた。きっかけは豪メディアの報道だ。オプタスの株式をカナダの投資会社ブルックフィールドに売却すると伝わった。
オプタスは最大手のテルストラに次ぐ豪州2位の通信大手だ。売上高はシングテル全体の50%超を占め、...
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