【日経QUICKニュース(NQN)】神田真人財務官は30日朝、外国為替市場で政府が為替介入をしたのではないかとの見方について「対応、介入の有無について私から申し上げることはない」と述べた。為替政策については「24時間態勢なので、ロンドンだろうが、ニューヨークだろうが関係ない。必要な時に適切な対応をとる」と語った。財務省内で記者団の取材に答えた。
足元の円相場については「水準について考えたことはない」と説明。円安の影響を巡っては「輸入価格への為替の影響が明らかに大きい」と指摘し、「過度な変動が投機によって発生すると、国民生活に悪影響を与える。それについては国際ルールにのっとってしかるべく対応する」と話した。