「長期金利の上昇ピッチが速く、日本株ももたつきそう」——。トレーダーやファンドマネジャーといったプロの市場関係者からQUICK Market Eyesが毎週末に生声を拾う名物コーナー「来週の展望」。5月31日に公開した調査結果では、金利上昇が投資家心理の重荷になるなか、日本株は上値の重い展開が続くとの見方が多かった。来週は米主要経済指標の発表や欧州中央銀行(ECB)理事会が予定され、各国の金融政策に再び関心が向かいそうだ。来週の日経平均の予想平均レンジは3万7401円~3万8878円だった。
「6月は日銀金融政策決定会合もあり、買い手控えムードか。金融引き締めが意識されるほか、上値を押し上げ...
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