【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】インド株が6月4日に暴落した。モディ首相率いるインド人民党の総選挙での「敗北」はきっかけにすぎない。金融派生商品(デリバティブ)取引の「超大国」インド市場の変調は、カネ余りで過熱した世界的なマネーゲームの逆回転を予感させる。
主要株価指数のSENSEXは4389.73ポイント(5.7%)安の7万2079.05だった。下落幅は過去10年で最大、下落率は4年1か月ぶりの大きさを記録した。成長重視の経済政策が見直されるとの懸念から売りが膨らんだ。
モディ政権の下、インドの株式市場は近年、目覚ましく発展した。QUICK・ファクトセットによれば、...
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