【QUICK Money World 辰巳 華世】個人投資家はNISAをどう使っている? ――2024年に新NISAが始まり、多くの人がNISAで投資を始めています。みんなはNISAで何を買っているのか、気になりませんか? QUICK Money Worldが会員の皆様向けに実施した投資行動についてのアンケートでは、新NISAをどう活用しているのかについても調査しました。この記事では、つみたて投資枠・成長投資枠の利用予定額や購入している銘柄など、個人投資家のNISA戦略について紹介します。他の投資家のNISA活用法を学び、投資の参考にしてみてください!
QUICK Money World 投資行動アンケートとは
「QUICK Money World投資行動アンケート2024」は、2024年4~5月にかけてQUICKが実施した個人投資家向けのアンケート調査です。QUICK Money World会員にご自身の投資について聞きました。回答者は投資経験が長い40代以上の投資家が多く、運用資産規模は1000万円以上との回答が過半数を占めました。
回答者の内訳や投資戦略の傾向などについて、詳しくは調査結果記事の第1回(個人投資家の7割「4万円超えでも日本株の投資妙味は『ある』」―QUICK Money World投資行動アンケート2024)をご覧ください。
今回はこのアンケートの中から、「NISAの投資戦略」に関する回答をご紹介します。
▶「QUICK Money World投資行動アンケート」の記事一覧はこちら!
NISA口座の利用状況 新NISAの影響は?
NISAを利用する投資家が増えています。2024年の新NISAの利用状況に関するアンケート結果でも、新NISA口座を「既に利用している」「まだ利用していないが利用する」と回答した人は合計で90.2%と高い水準となりました。アンケート実施時点(24年4月末〜5月初)で「新NISAを既に利用している」人は74.5%でした。
NISA利用者の増加には24年に新NISAがスタートしたことも影響しているようです。23年までにNISAを「利用していなかった」と回答した人は23.1%で、そのうち64.1%が24年の新NISAはすでに利用している/利用する予定と回答しています。制度変更をきっかけにNISAの利用を始める人が多いことが分かります。
NISA口座を開設している金融機関はネット証券が75.3%と圧倒的に多く、次いで対面証券が18.7%、銀行が5%でした。ネット証券は、ネット上で自分で手続きや取引を完結できる手軽さがあります。始めるハードルが低いこともNISAをスタートする一つのきっかけになりそうです。
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