【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】日本製鉄（5401）は1日、2025年3月期（今期）の連結純利益（国際会計基準）が前期比38％減の3400億円になりそうだと発表した。45％減の3000億円としていた従来予想から引き上げた。鉄鋼需要の低迷は続くものの、原材料価格と鋼材の販売価格との差であるマージン（利ざや）が改善する。 売上高にあたる売上収益は1％減の8兆8000億円を据え置いた。一方、本業のもうけを示す事業利益は20％減の7000億円（従来予想は25％減の6500億円）に上方修正した。 同時に発表した24年4～6月期の連結決算は、売上収益が前年同期比で微減の2兆1915億円、事業利益が...
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