【QUICK Market Eyes 本吉 亮】ゲーム大手のコナミグループ(9766)が急反発。1Q決算が大幅増収増益となったことが好感されたようだ。
コナミGが1日発表した2024年4~6月期(1Q)の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比43%増の191億円だった。売上高は24%増の900億円、営業利益は47%増の251億円だった。主力のデジタルエンタテインメント事業で、人気サッカーゲーム「eFootball 2024」が機能追加やゲーム内イベント実施を背景に好調だったことなどが寄与し大幅増収となったほか、アミューズメント事業も伸びたことが寄与した。
25年3月期予想は期初計画(売上高は前期比5%増の3800億円、営業利益は5%増の845億円、純利益は1%増の595億円)を据え置いたが、1Q営業利益の進捗率は30%で前年同期(21%)を上回った。