【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】伊藤忠商事（8001）が８月５日発表した2024年4～6月期の連結決算（国際会計基準）は、純利益が前年同期比3％減の2066億円だった。前年にエネルギー・化学品事業などで一過性利益を計上した反動が出た。市場予想平均であるＱＵＩＣＫコンセンサスの2191億円（7月23日時点、6社）を下回った。 売上高にあたる収益は7％増の3兆5989億円、営業利益は14％増の1905億円だった。伊藤忠と丸紅（8002）傘下の伊藤忠丸紅鉄鋼の北米事業が振るわず、金属事業が落ち込んだ。 25年3月期（今期）の連結業績見通しは従来予想を据え置いた。純利益は10％増の8800億円...
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