【日経QUICKニュース(NQN) 西野瑞希】賃金から物価の影響を除いた実質賃金が6月、27カ月ぶりにプラスに転換した。2024年度の賃上げが33年ぶりの高水準となるなか、賃金の伸びがようやく物価の伸びを上回った格好だ。もっとも、6月はボーナス増加の影響が大きいうえ、急激な円高・株安進行が長引けば、企業の賃上げ機運にブレーキとなりかねない。このままプラス基調が定着するかは、もう少し見極めが必要となりそうだ。
厚生労働省が6日発表した6月の毎月勤労統計で、1人あたりの賃金は実質で前年同月比1.1%上昇した。プラスとなるのは2022年3月以来。名目賃金が4.5%増となり、消費者物価指数(CP...
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