【NQN香港=須永太一朗】台湾テック大手の勢いが止まらない。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)など主要5社の7月の月次売上高は、前年同月比で2ケタの伸びとなった。TSMCと、半導体開発・設計の聯発科技(メディアテック)の伸び率はともに4割を超えた。人工知能(AI)関連の旺盛な需要を背景に、先端半導体やAIサーバーなどの売り上げが大きく増えた。
TSMCとメディアテック、AIサーバー製造の鴻海(ホンハイ)精密工業、広達電脳(クアンタ)、緯創資通(ウィストロン)の動向をまとめた。
9日発表のTSMCの売上高は、前年同月比44.7%増の2569億台湾ドル。6カ月連続の2ケタ増で、単月と...
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