【NQN香港=福井環】中国の金融政策に変化の兆しがみえている。事実上の政策金利とされる最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)のベースとなる指標として、より短期の金利を重視する姿勢が鮮明となり、機動的な金利変更が可能になりつつある。一方で、さらなる利下げには難しさが漂っており、金融緩和が本格的な景気浮揚につながるとの期待は薄い。
これまで市場で注目されていた指標に、毎月15日(休日の場合は次の営業日、以下同じ)実施の中期貸出制度(MLF)の金利がある。MLFは市中銀行向けに1年間の資金を融通する仕組み。LPRのベースになる金利として先駆けて発表され、MLF金利が動いた月にはLPRに反映...
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