野村アセットマネジメントが2日に新規設定した「野村日本新鋭成長株ファンド」は、信託金限度額の600億円に対し当初設定額で477億円を集めた。国内公募投資信託の当初設定額としては、今年3番目の大きさ。野村証券が1社で販売した。
一方、野村アセットマネジメントは同日、新規買い付けの申し込みを一時停止すると発表した。「運用資産規模を適正な範囲に維持するため」としている。
同ファンドの投資対象は国内株式で、上場していない企業の株式も一部に組み入れる。国内の未上場株に投資しやすいよう改正された投資信託協会のルール基づく初めての投資信託となる。組み入れ比率の90~95%程度は、上場後10年未満の新興企業の株式が中心。残りの5~10%程度は未上場株などを組み入れる。
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