【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】米連邦準備理事会(FRB)の緊急利下げまで語られるような8月初旬の超弱気が間違いだったと分かると、投資家は一斉に株式の買い戻しに走った。しかし、実は間違いかどうかはまだ分からない。逆にインフレの火種が予想以上に強力で、利下げが間違いなのかもしれない。ひとつ言えそうなのは、ショートカバーが一掃された後の市場はショックへの抵抗力が衰えているということだ。
FRBにとってリーマン・ショックやLTCMショックが襲った9月は要注意月だ。とりわけ2024年秋は、世界同時株価暴落「ブラックマンデー」が起きた1987年と環境が似通う。8月5日は予行演習に...
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