【NQNニューヨーク=横内理恵】9月6日発表の8月の米雇用統計は「強弱入り交じる内容」となり、雇用情勢の急激な悪化は示さなかった。17~18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げの「決定打」とはならず、米景気の先行き不透明感はむしろ強まった。
米景気の実態と米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和ペースを見極める上で関心を集めた米雇用統計。非農業部門の雇用者数は前月比14万2000人増と増加幅は7月の改定値(8万9000人)から拡大したものの、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(16万1000人増)には届かなかった。
6~7月分は合わせて8万6000人下方修正され、直近...

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