【NQN香港=盧翠瑜】生成人工知能(AI)のブームが続いている。台湾テック大手はAI向け先端半導体やサーバーの需要増加を受け、主要5社のうち4社で8月の月次売上高が前年同月比2ケタ増を確保した。電子機器製造の鴻海(ホンハイ)精密工業は32.8%増の5483億台湾ドルと6カ月連続のプラスとなり、単月としての過去最高を更新した。ただ前月比では減少の企業もあるなど、不安も残る。
鴻海と同様にAIサーバーを手がける広達電脳(クアンタ)の売上高は、前年同月比43.2%増の1451億台湾ドルだった。5カ月連続で前年比2ケタの伸びだ。緯創資通(ウィストロン)は898億台湾ドルと23.2%増加。10日発表し...
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