【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】11日の東京外国為替市場で円相場は急伸し、一時は1ドル=140円71銭近辺と今年の高値を付けた。底流にあるのは前日の原油安や米長期金利の低下が示した投資家のリスク回避姿勢だ。焦点だった米大統領選候補者によるテレビ討論会の後も政治の先行き不透明感は消えず、株安と歩調をあわせて相対的にリスクの低い円を買う動きにつながっている。
足元の原油安は中国や米国の景気懸念を反映している。継続的な米利下げ観測を背景にドルの先安観が広がり、ドル売りの対象通貨として円の存在感が増した。日銀の利上げ観測が足元で強まっているわけではないものの、日銀執行部が政策正常...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題