QUICK企業価値研究所アナリスト 堀内敏成(2024/09/12)
・サマリー
25/3期1Qの連結純利益は前年同期比11.5%増の3544億円となり、1Qとしては23/3期1Qに次ぐ過去第2位の水準を確保した。これらを踏まえ企業価値研究所では25/3期通期の連結純利益予想をわずかながら増額した。
26/3期以降は、「循環型成長モデル」の推進の効果、EX・DX関連などの新規投資の収益化などにより高水準の純利益を維持するものと予想。27/3期は連結純利益が再び1兆円を回復すると見込む。
・アナリストの投資判断 ~本格的な資本効率改善姿勢への評価で株価は再び上昇へ
当研究所では同社の連結業績に関し、「循環型成長モデル」の積極的な推進などの効果で、高水準の純利益を維持すると予想。同社が本格的に資本効率の改善を志向している点を評価している。資産入れ替えに伴うキャッシュ・フローを活用した一段の株主還元への期待・評価もあり、株価は再び上昇傾向を回復すると予想する。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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