【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】27日午前の債券市場で、債券利回りが全般に低下(価格は上昇)するなかで残存期間の短い国債ほど利回り低下幅が大きくなる「ブルスティープ化」が進んだ。27日投開票の自民党総裁選で、麻生太郎副総裁が高市早苗経済安全保障相を支持するとの一部報道が伝わった。日銀の利上げに批判的な立場である高市氏が勝つ可能性が高まったとみた投資家が、総裁選が始まる前にフライング気味に「高市トレード」へ走っている。
自民党総裁選はきょう13時に国会議員の投票が始まる。過去最多の9人が立候補したため1回目の投票では過半数を得る候補が出ず、上位2人の決選投票となる見通しだ。決...
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