【日経QUICKニュース(NQN) 小松めぐみ】中東情勢の緊迫化や石破茂新政権の姿勢から、日銀の追加利上げ観測が一段とかすんでいる。日銀の政策正常化の路線は変わらないとの見方は消えないままだが、国内債券市場では日本国債版「恐怖指数」とも呼ばれ、債券先物相場の予想変動率を示す「S&P/JPX日本国債VIX」が4月上旬以来、半年ぶりの水準に低下した。
国債VIXは1日時点で2.76へ低下した。岡三証券の長谷川直也チーフ債券ストラテジストは「金利上昇(価格下落)方向でボラティリティー(変動率)が高まる状況は見込みにくくなっている」と指摘する。
日銀の植田和男総裁は9月20日の金融政策決定...

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