【ＮＱＮニューヨーク=横内理恵】今週（10月７日～11日）の米株式相場は方向感を探る展開となりそうだ。市場予想を上回る経済指標を受けて米景気のソフトランディング（軟着陸）期待が高まっている。株価は上値を試しやすいが、イスラエルとイランの対立など中東情勢が緊迫するリスクを警戒し、値動きが荒くなる場面もありそうだ。 前週はNYダウが4週続けて上昇、今週は物価指標の発表相次ぐ 前週は米ダウ工業株30種平均が小幅ながら４週続けて上昇し、週間では39ドル高となった。中東情勢の混迷や米東海岸などでの港湾ストライキが長期化するとの懸念が株価の重荷となったものの、４日発表された９月の米雇用統計で雇用者数の...
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