日本知財総合研究所 三浦 毅司 【業績が急速に悪化】 米国半導体大手インテルの業績が急速に悪化している。新型コロナウイルス感染拡大によるパソコン（PC）特需の影響が含まれる2020年には200億ドルを超えていた営業利益が、2023年にはわずか93百万ドルへと急降下した。営業収入も2021年をピークに減少が続いており、2023年までの２年間の減収幅は実に３割を超える。 ■インテルの業績推移 出所：インテルのIR資料に基づき日本知財総合研究所作成 ８月１日に発表された2024年４～６月期決算でも、営業収入は対前年同期比１％減、営業損益は1964百万ドルの赤字となっている。決算発表と同...
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