【NQN香港=須永太一朗】10月7日の香港株式市場で、香港取引所が大幅に上げている。一時は前週末比21.60香港ドル(5.74%)高の397.80香港ドルを付けた。2022年6月下旬以来、およそ2年3カ月ぶりの高値。中国当局の相次ぐ景気刺激策を受けてこのところ香港株相場の上昇が目立ち、売買代金も急増している。香港取引所の収益拡大に弾みが付くとの見方から、買いが入っている。
香港メーンボードの売買代金は9月30日に5058億香港ドルと過去最高を記録した。前週の週間合計は1兆5117億香港ドルと、中国が景気刺激策を発表する直前の週(9月16~20日)の3.5倍になった。主要指数の香港ハンセン指数...
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