【ＮＱＮ香港＝須永太一朗】10月8日の中国本土の株式相場が急速に伸び悩んでいる。上海総合指数は前営業日の9月30日比10.12％高で始まったが、現地時間10時半過ぎに1％高まで上げ幅を縮小する場面があった。8日午前に開催中の中国当局の記者会見で、市場関係者の間で期待が高まっていた早期の追加財政政策などへの言及がこれまでのところない。そのため失望売りが加速している。 記者会見に登壇した国家発展改革委員会の鄭柵潔主任は、2024年の経済成長の目標達成に自信を持っていると発言。25年も地方政府のプロジェクト支援のため超長期特別国債の発行を続ける方針を示した。学生への補助金増額などにも言及した。 ...
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