【NQNロンドン=蔭山道子】中国が国慶節(建国記念日)に伴う大型連休から明けた10月8日、欧州株式市場は中国の政策に揺れた。中国当局が8日に示した経済政策では、市場が期待した追加の財政政策に具体的な言及がなかった。欧州連合(EU)産ブランデーに対する反ダンピング(不当廉売)措置という悪材料も重なり、中国景気の影響を直接・間接的に受けやすい銘柄に売りが優勢となった。
「中国経済が以前のような力強さを取り戻すことを政府はどう見通しているのか、正確な情報が足りない」。中国当局の記者会見を受け、英投資サービス会社AJベルのラス・モールド氏はこう反応した。「悪魔は細部にこそ宿る」と付け加え、市場は財政...
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