【NQN香港=須永太一朗】台湾テック大手の販売好調が続いている。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)など主要4社の9月の月次売上高は、前年同月比で2ケタの伸びが続いた。人工知能(AI)関連の旺盛な需要を背景に、先端半導体やAIサーバーなどの販売が伸びた。7~9月期の売上高も前年同期から大きく増え、4社とも市場予想を上回った。
TSMCと半導体開発・設計の聯発科技(メディアテック)、AIサーバー製造の鴻海(ホンハイ)精密工業と広達電脳(クアンタ)の動向をまとめた。
TSMCの売上高は前年同月比39.6%増の2518億台湾ドル。前年を上回ったのは9カ月連続、2ケタ増は8カ月連続だ。鴻海...
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