【NQNロンドン=蔭山道子】英銀大手ロイズ・バンキング・グループの株価が急落している。きっかけは、自動車ローンの手数料開示を巡る英控訴裁判所の判断だ。情報開示が不十分だと訴える借り手の主張が裁判所の支持を得たことで、ロイズには補償を含めた将来的な支払い負担増加のリスクが改めて意識されている。
今回、英控訴裁判所の調査対象となった案件に、ロイズは当事者として含まれていない。それでもロイズは28日に声明を公表。「控訴裁判所の判断を精査している」と言及すると同時に「手数料に関する開示と同意について、より高いハードルが設定された」との認識を示した。
ローンの借り手である個人と貸し手となる金融機関を...
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