東京証券取引所が10月31日発表した10/21~10/25の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を2週連続で売り越した。売り越し金額は206億円と、前の週(579億円の売り越し)から売り越し額は縮小した。
現物と先物を合算すると海外投資家は1295億円の買い越しとなった。日経先物を244億円買い越し、TOPIX先物は1258億円買い越した。
個人投資家は現物株を2週連続で買い越した。買い越し額は273億円。前の週は842億円の買い越しで、買い越し額は縮小した。
該当週は前週から引き続き日経平均陰線が水曜日まで続き、さらに金曜日まで下落していった週でした。 イベントとしては衆議院選挙投票日が日曜日に控えており、自民党過半数割れが報道されていました。 全体的にどの主体も買い越し、売り越し額が小さく、様子見でしょうか。 株価が下がっているのに、海外投資家が買い、個人投資家が売りと、いつもの逆パターンが珍しく出ていました。