米12月利下げ予想、８割超える 「スキップ」観測後退
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 穂坂隆弘】米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が12月17～18日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で0.25％利下げに動くとの予想が金融市場で８割を超えてきた。米国経済の想定外の強さからいったん浮上してきた「12月の利下げスキップ」観測は後退しつつある。
米金利先物の値動きから予測する「ＦｅｄＷａｔｃｈ」によると、12月のＦＯＭＣ後の米政策金利が「4.25～4.5％」の確率は米国時間４日午後（日本時間５日朝）時点で82％に上昇している。一方、「4.5～4.75％」は18％と２割を切っている。
現時点の米政策金利は4.75～５％で、今週６～７日のＦＯＭＣでは0...
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