【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】8日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=153円ちょうど前後からの上値が重い。米連邦準備理事会(FRB)は7日に0.25%の利下げを決め、12月の連続利下げ見通しも残るが、円買い・ドル売りは持ち高整理の域を出ない。円の弱気派は米利下げもドル売り材料とはみなさない。トランプ次期政権のもとでの積極財政が米経済を押し上げるとのシナリオにもとづくドル買いと株買い、米債売りの「トランプ・トレード」を続ける構えのようだ。
7日の欧米市場で米債高(米長期金利の低下)や円の買い戻しが進んだのは米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が伝わるだいぶ前から。FO...

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