【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】日銀は11日、10月30～31日に開いた金融政策決定会合での「主な意見」を公表した。 ■見通し実現なら「引き続き金利引き上げ」 金融政策運営について、「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、それに応じて、金融緩和の度合いを調整していくという基本的な考え方に変わりはない」との意見があった。見通しの実現に応じて「『引き続き政策金利を引き上げていく』というコアメッセージを、しっかりと発信していくことが重要」との声もあった。 米国経済の不透明感が後退し、「『時間的余裕』という言葉で情報発信をしていく局面ではなくなりつつある」と意見が聞かれた。この委員は「今...
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