【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】国内銀行が10月に未曽有の規模で外国債券売りを膨らませた。トランプ前大統領の大統領選での勝利を見込んだ「トランプ・トレード」が進み、米長期金利が急ピッチで上昇(債券価格は下落)したためだ。国内銀は米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに転じるのを前に、今後の米金利低下を前提に米国債を買い込んでいた。そうした持ち高に損失覚悟の売り圧力がかかったとみられる。
財務省が11日朝方に発表した10月分の「対外及び対内証券売買契約等の状況」によると、国内投資家は対外中長期債を4兆4881億円売り越した。統計をさかのぼれる2005年以降で最大だった。投資家別...
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