QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2024/11/13)
・サマリー
企業価値研究所は今回同社の25/3期利益予想を増額。最終減益予想から一転最終増益を見込む。上期利益は未実現損益の改善に助けられたが想定線より強く、受注が緩やかながら回復基調にあること、会社が計画を上方修正したことなども勘案した。当研究所業績予想の26/3期は増額、27/3期は据え置く。ロボマシン部門の受注回復などを勘案し26/3期予想を少し上積みした。予想の基本的な見方は変えておらず、半導体関連需要の回復やロボットの成長回帰、会社施策による利益率改善等を見込む。配当は連結配当性向60%の基本方針で実施。自己株取得も進める。高水準の株主還元は評価したい。
・アナリストの投資判断 ~業績回復期待等を背景に緩やかな復調を予想
株価は一進一退の推移が続く。当研究所の今期予想PERは約29倍で同社の過去3年平均に近く、割高感は薄い。本格的な株価の回復には以前に比べ下がり気味の利益率の改善が必要とみるが、緩やかな業績回復が展望できる状況にあるため、今後は業績回復期待等を反映する形で株価も緩やかながら復調に転じていくと予想。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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