【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】ウクライナを巡りロシアと米欧の関係が一段と緊迫している。米国製ミサイル攻撃に対し、ロシアは「核抑止力の国家政策指針」(核ドクトリン)を改定し、核使用の条件を緩和した。金融・資本市場の参加者が核リスクを意識するようになれば、「実質金利」が上昇し、中長期的に景気や株価に下押し圧力がかかるのは避けられない。
1945年に広島、長崎に原爆が投下されて以降、世界が核戦争への恐怖におびえたのは2度あった。1回は朝鮮戦争、もう1回はキューバ危機だ。
元陸上自衛官の松村劭氏は著書「世界全戦争史」で、「45年から今日までの核戦略の歴史から得られる教訓は『...
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