※11月27日の午前8時台にQUICK端末で配信された記事を再編集しています。
【日経QUICKニュース(NQN)】山口真弘・SMBC信託銀行投資調査部長 11月27日の東京株式市場で、日経平均株価は続落し、前日終値(3万8442円)から200円程度安い3万8200円で始まるとみている。トランプ氏がメキシコなどに対する関税を強化する方針を示したことで、自動車セクターなどは売りがでやすい。一方で、相対的にハイテクや半導体関連株は選好されるとみる。前日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが支えとなり、日経平均は方向感の乏しい展開になるとみている。
イスラエルとレバノンの停戦合意を受け、地政学リスクがやや後退したことは株式市場の支援要因になるだろう。円相場の上昇が一服すれば、日経平均は3万8500円程度まで戻る余地がありそうだ。