【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】伊藤園（2593）が2日発表した2024年5～10月期の連結決算は、純利益が前年同期比18％減の91億円だった。野菜果汁やペットボトル容器を中心に原料・資材価格の高騰が響いた。 売上高は4％増の2523億円だった。コーヒーショップのタリーズコーヒーなど「飲食関連事業」が伸びた。営業利益は16％減の143億円だった。米大リーグの大谷翔平選手とグローバル契約を結んだ影響で広告宣伝費がかさんだ。 25年4月期（今期）の連結業績見通しは従来予想を据え置いた。売上高は前期比3％増の4666億円、純利益は10％増の172億円を見込む。
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