東京証券取引所が5日発表した11/25~11/29の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を2週連続で売り越した。売り越し金額は1795億円と、前の週(3300億円の売り越し)から売り越し額は縮小した。
現物と先物を合算すると海外投資家は3474億円の売り越しとなった。日経先物を1177億円売り越し、TOPIX先物は502億円売り越した。
個人投資家は現物株を3週連続で買い越した。買い越し額は1409億円。前の週は1784億円の買い越しで、買い越し額は縮小した。
該当週の日経平均株価は、月曜日こそ上昇したものの、すぐに元に戻り、横ばいのままでした。 海外投資家が売っている割には株価はそれほど下がらず。個人と事業法人(自己株買いと思われる)が買い支え。 この週は超大型公募の関西電力の値決め日がありました。投資信託の売りが多めだったので、この公募株を取得するために換金売りが多少出たかもしれませんね。