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三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) 金利上昇効果や株式売却の加速で連結純利益2兆円が視野に

QUICK企業価値研究所アナリスト 柊宏二(2024/12/09)

・サマリー
 企業価値研究所は25/3期連結純利益を1兆8000億円と予想。最高益更新を見込んだ前回予想1兆5500億円から引き上げる。上期利益の強さや、下期も金利上昇効果による収益の増加、株式売却の加速などで堅調な利益が見込まれることを勘案。会社の修正純利益目標1兆7500億円はやや超過を見込む。当研究所の26/3期、27/3期の利益予想も増額。日銀の追加利上げによる収益効果の拡大、株式売却益の上振れ等を予想。27/3期に連結純利益2兆円超えを見込む。財務面の余裕度は高い。会社は25/3期の配当計画を増額し、3000億円相当の追加自己株取得枠も設定。当面高水準の株主還元が続くとみる。

・アナリストの投資判断 ~最高値更新を試す展開を予想
 株価は直近で年初来高値を更新した。当研究所の25/3期予想PERは約12倍、実績PBRは約1.0倍となり、同社の過去5年平均を上回る。ただ、最高益更新やROEの改善の見通しを踏まえると、現状ではもう一段の高めの評価の付与が可能とみる。当面の株価は過去最高値(06年の1950円)の更新を試す展開を予想する。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

柊 宏二

チーフストラテジスト

投資戦略担当、マクロ経済・米国株担当、銀行・機械セクター担当

 

【プロフィール】

一橋大学経済学部卒業。三和銀行(現三菱UFJ銀行)に入社後、銀行系シンクタンクの三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)に出向しマクロ経済調査に従事。銀行に復職し企業再生などの業務担当を経て、06年に当社入社。金融セクターや製造業(機械中心)の調査に加え、投資戦略、マクロ経済、米国株などを担当。顧客向けセミナー・研修・勉強会講師の実績多数。

 

日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 銀行評価実施アナリスト


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