【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】国内債券市場で、近い将来の日銀による利上げへの備えはひとまず進んだようだ。財務省が12月10日に実施した5年物国債入札は、投資家からの需要が確認され順調な結果だった。日銀が現在0.25%の政策金利を0.50%へ引き上げる具体的な時期を巡っては不透明感が強いものの、現時点での利回りの高さは次の日銀利上げを前提にしても買える水準との見方が優勢だった。
財務省が10日実施した5年債(174回リオープン、表面利率0.700%)入札は、最低落札価格が99円83銭と日経QUICKニュースがまとめた市場予想(99円77~82銭)の上限を上回った。小さいほど好調...
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