日本投資顧問業協会が10日に発表した「契約資産状況」によると、投資家が金融機関に運用を一任する「ラップ口座」は2024年9月末時点の残高合計が20兆3184億円と過去最高を更新した。6月末の20兆1189億円から1194億円増えた。
会社別の残高(ファンドラップのみ)では、SMBC日興証券が6月末から1.5%(5779億円)増加の4兆5433億円で首位を維持した。2位は大和証券の4兆3132億円、3位は野村証券の3兆9434億円だった。
契約件数合計も173万5976件と初めて170万件を突破し、過去最高を更新した。6月末の169万6538件から3万9438件増加した。