日本投資顧問業協会が11日に発表した「契約資産状況」によると、投資家が金融機関に運用を一任する「ラップ口座」の2024年3月末時点の残高合計は、過去最高の18兆8144億円になった。23年12月末の17兆806億円から10.2%(1兆7337億円)増えた。
会社別残高(ファンドラップのみ)では、SMBC日興証券が23年12月末から12.3%(4559億円)増加の4兆1680億円で首位となった。2位は大和証券の3兆9622億円、3位は野村証券の3兆7671億円だった。
契約件数合計も164万7897件と、23年12月末の162万1780件から2万6000件超増加し、過去最高を更新した。