日本投資顧問業協会が9日に発表した「契約資産状況」によると、投資家が金融機関に運用を一任する「ラップ口座」は2024年6月末時点の残高合計が20兆1189億円になった。20兆円を突破するのは初めて。3月末の18兆8144億円から6.9%(1兆3044億円)増えた。
会社別の残高(ファンドラップのみ)では、SMBC日興証券が3月末から7.4%(3090億円)増加の4兆4771億円で首位となった。2位は大和証券の4兆2359億円、3位は野村証券の3兆9713億円だった。
契約件数合計も169万6538件と、3月末の164万7897件から4万8641件超増加し、過去最高を更新した。