日本投資顧問業協会が12日に発表した「契約資産状況」によると、投資家が金融機関に運用を一任する「ラップ口座」の2023年12月末時点の残高合計は、過去最高の17兆807億円になった。9月末の16兆3237億円から7570億円増えた。
会社別残高では、SMBC日興証券が9月末から1926億円増加の3兆7120億円で首位となった。2位は大和証券の3兆5783億円。9月末に2位だった野村証券は、3兆5263億円で3位に後退した。
契約件数合計も162万1780件と、9月末の159万7435件から2万4000件超増加し、過去最高を更新した。